From NH members

32
独立して半年。振り返れば遥かなり。

独立して半年。振り返れば遥かなり。

茨城県潮来市のあやめ祭りは今年は規模を縮小しての開催だった。 潮来に前回訪れたのは確か昨年の秋で、 その時初めて「あやめ祭り」なるものが毎年開催されると知り、 来年必ず来ようと妻と約束していた。 確か会社の退職を正式に決断したのも昨年のあのころだった。 そして2021年6月。 その花の咲き誇る(実際は花菖蒲が多いのだそうだが)初夏の潮来に、 再訪した。 メインパーク沿いには小さな運河があり、 観光用のろ漕ぎ舟がのどかに行き来する。 それに揺られながらぼんや

スキ
25
働きたくない。学びたくない。遊びたい。

働きたくない。学びたくない。遊びたい。

先日、NHK「クローズアップ現代」で自分も所属するニューホライズンコレクティブのことが取り上げられていた。いくらでも誤解曲解できるしくみではあるが、おおむね正しく、そして好意的に描かれていたと思う。さすがNHK。思えばNHKよく見てるなあ。ドキュメント72時間、カネオくん、ファミリーヒストリー、、、ぶっ壊せ!という人もいるがそれは困る。壊さないで。 それはさておき、ゲストがあの「LIFE SHIFT」のリンダ・グラットン先生だった。おおお。豪華。4年ほど前に読んだ時、わりと

スキ
16
町工場でカイゼンをした少年時代の話。

町工場でカイゼンをした少年時代の話。

実家は東京の下町で小さな町工場を営んでいた。 創業100年近い鋳物(いもの)屋である。いまはよそへ移転してしまったが昔は自宅の隣に工場があって、そこでさまざまな金属部品をつくっていた。木や砂でできた型にドロドロになった熱い金属を流し込み、冷えたところで取り出す。その後削ったり磨いたりして部品として出荷する。 金属はいろんな種類があって僕は真鍮が好きだった。金色で綺麗で、たぶん5歳くらいまでは金(ゴールド)だと思っていた。工場の一角には壊した砂型でできている高さ3メートルほ

スキ
13
サラリーマンを辞めて陶芸家になる!

サラリーマンを辞めて陶芸家になる!

その昔、美術大学に通っていた私は、粘土の課題が苦手だった。 特に、粘土でりんごやレモンやピーマンなどをそっくりにつくる、 というのが苦手だった。 平面のほうが、自分をより表現できると思っていた。 大学では、写真をつかって作品をつくっていた。 モノクロフィルムを自分で現像して、暗室に籠ってプリントする。 赤い光がかすかにともる中で、現像液につけた印画紙に ぼんやりと像が浮き上がってくる。 その瞬間を見るのが好きだった。 そのうち、表面が均一な市販の印画紙に飽き足らなくなって

スキ
11
写実表現かイメージ表現か「そっくりなモノは作りたくない」と思っていた私が、考え直したその理由。

写実表現かイメージ表現か「そっくりなモノは作りたくない」と思っていた私が、考え直したその理由。

私はネコ専門の造形作家です。小さなレジン製のネコを作っています。私は「そっくり」と言われる事に抵抗感がありました。「そっくり」=「本物ではない」と思っていたからです。しかし最近、その思いに変化があり、そのいきさつをお話しさせてください。 今まで目指したのは「写実」ではなく「印象」。私のネコ作りは、猫を写実的に再現するのではなく自分にとっての「猫の印象」を形にすることを目指していました。 その具体的方法は、体は骨格や動きなどを含め写実的に表現し、頭部=顔は、あまり写実的より

スキ
13
農業の現状と問題点を考える。その3:「耕作放棄地」

農業の現状と問題点を考える。その3:「耕作放棄地」

減少を続ける日本の耕作地。  農業と農地には食料を生産するだけでなく、「多面的機能」という多くの機能を持っています。例えば、うるおいのある景観をつくり出す”景観創出機能”や、いい水や空気を守る”環境保全機能”など。農業従事者が減少する一方で、それらの多面的機能を担う耕作地はどうなっているのでしょうか。  農水省の統計によると、農地面積は宅地への転用や荒廃農地の発生などによって、農地面積が最大であった昭和36年に比べて約162万ヘクタールの農地が減少しました。ここ約50年で、日

スキ
7
人事の結果

人事の結果

前回、「人事の目的はイノベーションを創出することにある」とさらに?ハードルをあげました。 「イノベーションって意味が曖昧だよね」 「それって、人事の仕事?」 「具体性に欠けて、意味わかんねー」 とお叱りをうけるのではとビクビクしていたのですが、いかがでしょうか? そこで、コンテクストを割愛し、さらにわけわからんと受け取られるかもしれませんが、敢えて「目的の到達点」である「人事の結果」について書いてみます。 人事の結果は、ズバリ「イノベーティブなリーダーを創る」こと

スキ
30
伝わらない訳(ワケ、ではなくてヤク)

伝わらない訳(ワケ、ではなくてヤク)

先日、某企業の経営者が国内外の投資家に向けて行うスピーチの原稿を 推敲して欲しいというご依頼をいただきました。 (話し方で言外の意味や印象がゴロッと変わる部分があったので 最終的には原稿チェックに加えて、デリバリーの指導も行いました) お預かりしたのは、ご本人が日本語でお書きになった原稿と 翻訳会社が訳した英語原稿(こちらは字幕で被せるとのこと)。 それとご本人の雰囲気やスピーチのスタイルを知るために 普段日本語でお話になる様子を収録した動画も一緒に。 これらを突き合わせ、

スキ
4
幼き頃のSM撮影会で学んだ人生ゲーム
+1

幼き頃のSM撮影会で学んだ人生ゲーム

唐突に恐縮なのですが、私の父はSM作家の団鬼六です。 SMに市民権を与えた男・団鬼六の波瀾万丈すぎる壮絶人生――『赦す人』https://getnavi.jp/book/465376/ 会社員時代、先輩が私のことをクライアントに紹介する際、 必ずつかみでこの話題を入れると効果てきめん、 相手が男性であればほぼ100%私のことを認知していただけました。 女性の場合は反応してくれる方は約40%の確率に下がります。 ただ知っているけど知っているように見せたくない事情もあ

スキ
130
進む、しとらす。  広告の歌を作るときには。

進む、しとらす。 広告の歌を作るときには。

今日は、企画のこと、作詞・作曲の方法ついて書いてみようと思います。仕事でCMソングやPRソングを作詞・作曲することがあるのですが、めずらしく船のイメージソングを書く機会があって。船の歌を書く、って人生にそうそうないぞってことで前のめりに取り組んだわけですけども。 どんな船かといいますと、こちらになります。 小さくてかわいらしいでしょう。名前を「しとらす」と言います。(写真はフェリーを運行されている「株式会社ごごしま」さんのHPからお借りしました。)このフェリーは僕の故郷、愛

スキ
38