記事一覧
ライフシフトで「充実したサラリーマン」である自分へかけていた魔法が解けた。大都市暮らし・大企業勤めから、ローカルコミュニティへ――堀切禎史さん
走りながらも心の奥底で「ゆでガエルにはなりたくない」「井伏鱒二の小説に出てくる山椒魚みたいになってはいけない」と思っていた――。
会社員として意欲を持って仕事をこなし、充実した毎日を送りながら、
組織への依存、つまり会社がないと成立しない人間になっていくのではないかという不安は、常に抱えていたと話す堀切さん。
それでも、約20年間は会社を辞めるという発想はまったくなく、ライフシフトプラットフォーム
ライフシフトって声高に言う必要はない。半径5メートル以内の「手触り感」が好きだから、自分が楽しめる仕事をしよう――佐藤彰さん
ライフシフトをした人たちのストーリーを紹介する連載「ライフシフトの向こう側」。今回紹介するのは、日本たばこ産業を早期退職し合同会社を設立した佐藤彰さんだ。
取材前に佐藤さんから届いたプロフィール資料には、職務経験の下に大きく「ご覧のとおりこれといった『畑』はありません!」と書いてあった。
かっこつけない、飾らない人——。
そんな第一印象のまま、取材は進んでいった。
佐藤さんから紡がれた言葉
「一期は夢よ、ただ狂え」と破天荒だった父への羨望。退社後は「楽しいことだけ」を選んでいきたい――黒岩秀行さん
父は、官能小説家の団鬼六。
偉大な父の背中を見ながら、バンド活動に打ち込んだ学生時代。
あきらめの境地で入社し、理不尽な人たちにおもしろみを見出した会社員時代。
そして退社を選択し、好きなこと、楽しいことに立ち返った今――。
ライフシフトを経て、本来の自分を取り戻しつつあるように見える黒岩さんの、これまでに迫りました。
▶この特集では、ミドルシニアが自身の経験や好きなことを発揮できるあたらしい『
良い人間関係さえあれば幸せだ。電通を退職し、地域活動を通じて「関係資本主義」の新たな世界へ。――池田一彦さん。
ライフシフトをした人たちのストーリーを紹介する連載「ライフシフトの向こう側」。実際にライフシフトをし、現在は仕事のほか、複数のソーシャルな活動をしているのが、beの池田一彦さんだ。
それらの活動は、「未来は変えていける」と感じさせてくれるし、池田さんの選択は、ワクワクしながら「では自分はどうしようか」と考える大きなヒントをくれる。
一歩でも、半歩でも、きっと踏み出せるはずだ。
▶この特集では、